本日は晴天なり

読んだ本、気になったことの記録用。

倉貫義人『リモートチームでうまくいく』

2017年最初に読了した本はこちら。

著者の会社では、特定の社員ではなく全員が、自宅やその他好きなところで自由裁量を持って働くことができる【リモートワーク】を採用している。

毎日決まった時間に全員が同じオフィスに出社して働く、という従来型の働き方ではなく、またクラウドワーキングのように「社外に完全アウトソース」するのでもない、「リモートでチームとして働き、成果を出す」ワークスタイルの紹介本。

 WLBの一環として、子育て中などの事情のある社員に一定期間(週1日など)の在宅勤務を許可する企業はだいぶ増えてきたけれど、著者の会社で進められているのは一歩進んだ取り組み。リモートワークをする社員はマイノリティではなく、新入社員を除く全員にその資格がある。東京のオフィスに出社してもいいし、自宅で仕事をしてもいいし、旅行先からインターネットにつないで働いてもいい。そうしながらも、「チームとして成果を出す」。

リモートチームで実現するのは、たとえメンバー各人が離れていても、オフィスで一緒に働くのと同じように仕事をするスタイルです。これまでのように会社に来て、顔と顔を合わせて打合せをしたり、相互にコミュニケーションを取ったりしながら仕事をするのとなんら変わりありません。

それは素晴らしい。素晴らしいんだけど、どうやって?リモートワークでちゃんとコミュニケーションが取れるの?チームワークに問題はないの?という疑問に、様々なアイディアやツールを紹介しながら答えていく。

自分がリモートで仕事をするとしたら、と考えた時、わたしが最も懸念したのが「雑談」。オフィスでの雑談って、一見無駄なようだけど、それで心がすっと楽になることもあるし、すごく役立つアドバイスがもらえることもあるし、○○さん忙しそうだな、とか調子悪そうだな、とかわかるし、これなしに円滑に仕事をするなんて正直考えられなかった。そしてわたしの直感はわりと正しかったらしい。

私たちがリモートチームを続けてきて直面した最大の課題は、リモートワークをしている人の「存在感」と「雑談」に関するものでした。

「存在感」とは、オフィス内にいればその人が仕事をしている様子が見えるが、リモートでは見えないために、発信していないとだんだん存在感が薄くなってしまう、という問題。そして「雑談」には、イノベーションを生み出すヒントが隠されているのに、リモートワークをしているとその雑談に参加できない、という問題。

そこで著者らは、これを解消/軽減するための新しいツールRemottyを開発する。仕事を始める際にこれにログインし、常時つなぎっぱなしにすることで、仕事中(席にいる間)は常に働いている様子がカメラで撮影され、様子を確認することができる。またチャット以外に「つぶやき」の機能があり、作業に集中したい人のじゃまをせずに独り言や雑談で盛り上がることができる、とのこと。

Remotty(リモティ) - リモートワークのためのバーチャルオフィス

わたしも実はこれから、ある種のリモートワークにチャレンジする予定。Remottyに近い仕組みもなくはないけれど、著者の会社と違い、こういう「つぶやき」的なものやチャットでの雑談に親しみがある人はそんなに多くなく・・。わたしはわたしなりの「存在感」&「雑談」問題への対処方法を探していかなければ。

ともあれ、「リモートワークでもちゃんとチームとして働ける!」実例を読んで、なんだか勇気が出てきた。少子高齢化やら地方創生やら災害対策やら、リモートワークはこれから国を挙げて推される、はず*1

リモートワークの重要性だけでなく、課題やその対策が、試行錯誤の経緯も含めてまとめられていて、それをそのまま真似できなかったとしても、参考になる。

これからの人口減少社会においては、ずっと働いていかなければいけない状況になう可能性が大きいのです。ずっと働くのであれば、好きな仕事を選び、好きな場所に住み、好きな人達と働けたほうが幸せだと思います。リモートチームが、そのための選択肢を広げてくれます。

 

 

 

*1:平成25年には「テレワーク導入企業数3倍(2012年度比)」「雇用型在宅型テレワーカー数10%以上」等の政府目標が掲げられている。

はじめに

本を読むのは好きだし、そこから得られる諸々もとても役に立つのだけど、問題は「読んだ内容を覚えていられないこと」。

 

覚えていられない、という悲しすぎる響き。

昔はもっと記憶できたのになあ。

 

でもせっかく読んだから、せめて心に響いたものだけでも記録しておこうと思って、とりあえず記録用ブログを始めてみます。ゆるゆると。とりあえず。

 

今年はどんな1年になるかなあ。